Tomoko Matsuda
ライターリレーインタビュー Vol.3
不定期にアメリカンクラフトビールについてライターの方がお話する、「ライターリレーインタビュー」。 その3回目をお届けします。今回は、朝日新聞デジタルマガジン&[and]が展開するメディア「&TRAVEL」や「トラベルjp」、「Apollon」、「Risvel」などで旅行記事を執筆するトラベルジャーナリスト 松田 朝子さんに、アメリカンクラフトビールについてお聞きしました。
オレゴン州のブリュワリーROGUE ALESのドリームランド。ビールとは思えないキュートなラベルとネームに、気分がアガります。クセのないアメリカンラガーなので、女性におすすめです。
赤ワインとのマリアージュが一般的な肉料理ですが、ガツンとホップの効いたクラフトビールとステーキの相性はバッチリ。ホップには健胃に有効とされている生薬成分も含まれているので、肉を食べると胃もたれが…という人はぜひ、ホップのたっぷり入ったダブルIPAのクラフトビールで肉料理を楽しんでみてください。
私は、アメリカンクラフトビールの中でも人気の高い、IPA(インディアン・ペール・エール)の大ファン。クラフトビールを扱っているお店に入ったら、迷わずIPAをオーダーするくらい。
主張あるホップの苦味とほのかな果実味は、ビールの概念をいい意味で覆してくれます。クラフトビールの選び方がわからない、という人は、まずこのIPAをオーダーしてみることを勧めます。
アメリカに旅行に行けるようになったら、その地域のブリュワリーに是非行ってみてください。アメリカのブリュワリーでは、醸造所のみならず、フードトラックで飲食もできたり、ライブ会場も併設していたりで、地元の人たちの憩いの場所になっているところが多いです。そのため、クラフトビールのみならず、ガイドブックにはない旅の醍醐味も一緒に楽しむことができますよ。